二輪車の「希望ナンバー制」 2026年度中にも導入へ
2024年5月7日
国土交通省は、2026年度中に二輪車のナンバープレートに新様式を導入する方針を固めました。ユーザーから要望が多かった「希望ナンバー制度」がついに導入されます。
二輪車のナンバープレートに新様式を導入する背景
二輪車のナンバープレートは、現行様式の払い出し余地が乏しく、一部地域で現行のナンバーが底を突く見込みになったため、今回の新様式の導入が決定しました。
また、2024年3月19日国交省で、第4回「二輪車のナンバープレートの様式見直し及び希望ナンバー制導入に係るワーキンググループ」の検討会を実施され、新様式ナンバープレートの導入に合わせ、バイクの希望番号制度を導入することが望ましいと結論づけられました。
二輪車のナンバープレートの新様式について
新様式が導入されるのは126cc以上のバイクです。プレートのサイズはそのままで、小型二輪(251cc~)は分類番号にひらがなのほか、ローマ字と数字を使用可能になります。軽二輪(126~250cc)では分類番号を追加することで、同一番号の払い出し能力の拡大を図ります。
なお125cc以下の原付は各市町村の管轄となるため、今後も対象外のままです。
現行の二輪車ナンバープレート。
新様式では、小型二輪(251cc~)は使用可能なローマ字を増やし、0~9の数字を追加します。軽二輪(126~250cc)は分類番号を増やし、その後ろに数字を追加します。1文字ごとの大きさについては一定の幅を持たせ、地域名表示の大きさも定めることで、視認性の確保を目指します。
<参考:国交省https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000066.html>