ハイドロプレーニング現象についてご存じですか?

2024年5月27日

雨の日、高速道路で起きやすい現象「ハイドロプレーニング現象」というのをご存知ですか?

ハイドロプレーニング現象とは?

ハイドロプレーニング現象(アクアプレーニング現象とも呼ばれる)とは、自動車などが水の溜まった路面などを走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、摩擦力が失われることによってハンドル操作やブレーキが効かなくなる現象です。

ハイドロプレーニング現象の原因

  • 大雨などで路面に水が溜まっている場合
  • 高速道路で走行している場合
  • タイヤの溝が浅い場合
  • 古くて硬くなったタイヤを使用している場合
  • ハイドロプレーニング現象が発生すると、車が制御不能となり、スピンや横転などの事故につながる可能性があります。

    ハイドロプレーニング現象の対策

    ハイドロプレーニング現象を防ぐためには、以下の対策が有効です。

  • 速度を控えめにする
  • 車間距離を十分に取る
  • 急ハンドルや急ブレーキを避ける
  • タイヤの溝を常に適切な状態に保つ
  • 雨天用のタイヤを使用する
  • もしハイドロプレーニング現象が発生した場合

  • 慌てずに、ハンドルとブレーキを強く踏まない
  • 車速を落とす
  • 路面の乾燥した部分にハンドルを切り替える
  • ハイドロプレーニング現象は、雨の日の高速道路走行で特に発生しやすい危険な現象です。また、ハイドロプレーニング現象が発生しやすい速度は、車種や路面の状況によって異なりますが、一般的には80km/h以上と言われています。上記の対策を参考に、安全運転を心がけましょう。