逆走車を検知しカーナビなどで警告する新システム導入へ
2024年8月23日
高速道路での逆走事故が相次ぐ中、国土交通省は監視カメラなどで逆走車を検知しカーナビなどで警告する新たなシステムを導入する方針を決めました。
相次ぐ逆走事故を防ぐために
高速道路の逆走は、集計を開始した2011年以降、毎年、全国で200件ほど起きており、今月も、東北自動車道で逆走車による死亡事故が起きました。
こうした逆走車による事故を減らすため、国土交通省は有識者会議を設置し対策を議論してきましたが、逆走車を検知して、運転している本人や周辺の車両にカーナビなどで警告する、新しいシステムを導入する方針を決めたということです。
逆走車を検知し知らせる新しいサービス
逆走車を検知し知らせる新しいサービスは、高速道路上にすでに設置している故障者や落下物などを把握する監視カメラなどを使って逆走車を検知し、カーナビやスマートフォンの地図アプリなどを通じて運転手本人や周辺の車両に警告することを想定しています。
国交省は、今年度中に新しいシステムの開発を行う事業者を公募し、逆走が多い地点で早期の実用化を目指すとしています。
<引用:産経新聞 https://www.sankei.com/article/20240820-LYKE3XTMKFMEJIVS327JPN4W64/>