高速道路に信号機!? 箱崎ロータリーの珍しい光景、12月で撤去へ! 通行方法が変わります
首都高速道路は、箱崎JCT内にある箱崎ロータリーの信号機を撤去すると発表しました。信号機の撤去作業は12月9日(月)の夜間に実施される予定です。これにより、信号機での交通処理が行われていた箱崎ロータリーの運用が大きく変わります。
<箱崎ロータリーの信号機撤去>
- 運用変更場所:箱崎ジャンクション下層部 箱崎ロータリー
- 運用変更日:2024年12月9日(月)夜間(予備日:10日、11日、12日)
※天候などにより、作業日程が変更となる場合があります。実際の交通規制に従って走行してください。
44年の歴史に幕
箱崎ロータリーは、首都高速6号向島線と9号深川線が交わる箱崎JCTの下層に位置するロータリー状の施設です。本線と通じるランプ、清州橋、浜町、箱崎の3つの出入口、箱崎PA、さらには東京シティエアターミナルへの出路などが集約され、これまで4つの信号機によって交通が制御されてきました。
信号機が設置されたのは1980年、9号深川線の開通に合わせて、交通量が急増し、交差点での安全な交通運行を確保するためでした。しかし、周辺地域の交通量減少や都市開発の進展により、箱崎ロータリーの交通量も減少しており、信号機を撤去しても交通処理に問題が生じないと判断されたことから、今回の信号機撤去が決定されました。
信号機撤去による変更点
信号機撤去に伴う作業は、2024年12月9日(月)の夜間に実施される予定です。これにより、ロータリー内の交通運行方法にも変更が生じます。信号機の代わりに一時停止の規制が設けられ、走行路の一部がゼブラ帯で絞られるなど、通行方法に変更が加えられます。
(引用元:首都高速道路より)
首都高速道路は、ドライバーに対し、現地の案内標識や路面標示に従い、安全運転を心掛けるよう呼びかけています。
※ご利用方法の詳細については「箱崎ロータリーのルート案内」でご確認ください。
首都高速道路では、箱崎ロータリーを含め、信号機による交通処理が行われていたのは珍しいケースでした。箱崎ロータリーの信号機撤去により、現在、首都高速道路における信号機での交通処理を行っているのは、5号線と外環道が交わる「美女木JCT」だけとなります。
長年、箱崎ロータリーの交通を支えてきた信号機が、ついにその役目を終えます。ドライバーの皆さんは、変更点に注意し、安全運転を心がけてください。
<引用:首都高ドライバーズサイト https://www.shutoko.jp/news/2024/data/11/25_shingokitekkyo/>