【令和7年春】つくば西スマートインターチェンジ開通へ

2024年12月26日

茨城県つくば市とNEXCO東日本 関東支社が整備を進めてきた、一般国道468号に接続するスマートインターチェンジについて、現在の工事進捗を踏まえた開通見通しと名称を決定しました!

スマートインターチェンジとは?

スマートインターチェンジ(スマートIC)とは、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バスストップから乗り降りができるインターチェンジで、ETCを搭載した車両のみが通行できるものです。スマートICのメリットは、料金徴収員が不要なため、従来のインターチェンジに比べて低コストで導入できる等があげられます。

つくば西スマートIC開通へ

開通見通し

令和7年春

スマートICの名称

「つくば西(にし)スマートインターチェンジ」

スマートICの概要

・設置箇所

位置:圏央道 常総IC~つくば中央ICの本線に接続

所在地:茨城県つくば市島名

・運用時間

24時間利用可能

・利用形態

一旦停止型

・対象車種

ETC車載器を搭載した全車種

位置図

地理院地図(国土地理院)(https://maps.gsi.go.jp/)をもとに、つくば市・東日本高速道路㈱が加工

つくば西スマートICの整備により期待される効果

地域の活性化

つくば西スマートICの整備により、つくばエクスプレスの沿線開発による土地区画整理事業地から圏央道へのアクセスが向上し、更なる企業や商業施設の誘致が進み、雇用の創出による地域の人口の更なる定着など本地域の活性化が期待されます。

【効果例】商業業務系用地からつくば中央ICへのアクセス時間の短縮
○整備前:約12分 → 整備後:約6分(約6分の短縮)

利便性の向上

圏央道 常総IC~つくば中央IC間のIC間距離は約11kmあり、圏央道の中でも2番目に長い区間となっています。
つくば西スマートICの開通により、常総IC~つくば西スマートIC間が約7km、つくば西スマートIC~つくば中央IC間が約4kmとなります。これにより、各ICへの10分到達圏域は約1万人増加し、その10分到達圏域の拡大地域で将来人口の増加が見込まれるなど、つくば市西部地区などの利便性が向上します。

観光振興への寄与

つくば西スマートICの整備により、県外から筑波山周辺地域への来訪者に対し、渋滞を回避した周遊ルートが確立されることにより、観光地へのアクセス性が向上し観光振興に寄与します。

災害時の信頼性の高いネットワークの形成

隣接する常総ICが鬼怒川および小貝川の浸水想定区域になっており、つくば西スマートICの整備により、災害が発生した際の救援活動や緊急物資輸送の迅速化が期待され、リダンダンシーを確保した信頼性の高いネットワークの形成に寄与します。
また、つくば西スマートIC周辺地域の指定避難所に対して、第1次緊急輸送路である圏央道へのアクセスが容易となることにより防災機能の強化に寄与します。

<引用:NEXCO東日本 https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/kanto/2024/1213/00014356.html