補助金のさらなる縮小に伴い、ガソリン価格が上昇します

2025年1月16日

1月16日以降、政府が石油元売り会社に支給している補助金が再び減額されるため、ガソリンや灯油が再び値上がりする見込みです。昨年の12月15日頃にも5円ほど値上げしており、こうした状況を受け、多くの石油会社やガソリンスタンド運営会社は、ガソリン価格が上昇する前に早めの給油を行うよう呼びかけています。

ガソリン補助金どうして縮小?

石油価格を抑えるために元売り会社に支給される「燃料油価格激変緩和補助金」は2024年12月15日頃に減額があり、1ℓあたり5円ほど値上げしました。さらに今月16日にさらに5円ほど値上げするので、この年末年始で10円も高くなっている状況です。

元々ガソリン補助金は、原油価格の高騰を受けて2020年1月に導入され、当初は3か月間の予定でしたが、ウクライナ・ロシアの問題などにより延長されてきました。
しかし、長期にわたる補助金支出は、政府の財政を圧迫したり、化石燃料への依存度を減らし脱炭素社会を目指す上で、補助金は逆効果という課題を抱えていました。
そのため、多くの国が補助金を縮小・廃止し、より持続可能なエネルギー政策へと転換する方向に進んでいます。そうした動きに追従するかたちで、2024年11月22日に行われた協議により、ガソリン補助金を段階的に縮小していくことを閣議決定しました。

ガソリン価格値上げに備えて

1月16日以降のガソリン価格値上げに備えて、早めに給油するのはいかがでしょうか?
1月16日以降、ガソリン価格が値上がりする見込みです。前回のように、値上がり直前はガソリンスタンドが大混雑することが予想されます。

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