西九州自動車道、佐々IC~佐世保中央IC間が4車線化へ、通行料金が変わります

九州地方整備局とNEXCO西日本九州は、西九州自動車道(佐世保道路)の佐々IC~佐世保大塔IC間(16.9km)の4車線化工事のうち、佐々IC~佐世保中央IC間(9.9km)が令和7年3月23日(日曜)朝6時に完成すると発表しました。
4車線化にあわせて、同区間の管理が国土交通省からNEXCO西日本に移管され、佐々IC~佐世保大塔IC間に新たな通行料金が適用されます。
4車線化が完了する区間と日時
- 区間:西九州自動車道(佐世保道路) 佐々IC~佐世保中央IC
- 延長:9.9km
- 日時:令和7年3月23日(日曜)朝6時

(引用元:NEXCO西日本より)
<完成までのステップ図 >



(引用元:NEXCO西日本より)
新たな通行料金
- 変更対象区間:西九州自動車道(佐世保道路) 佐々IC~佐世保大塔IC
- 変更日時:令和7年3月23日(日曜)朝6時(夜間通行止め解除後)
4車線化に伴い、通行料金が変更されます。例えば、普通車の場合、佐々IC~佐世保大塔IC間の料金は現行の160円から370円に値上がりします。ETC車と非ETC車で料金が異なり、佐々IC~佐世保中央IC区間内の通行に限り、ETC車・非ETC車ともに無料で通行できます。そのため、料金体系が複雑で分かりにくくなっています。

(引用元:NEXCO西日本より)
<通行料金(普通車の場合)>

(引用元:NEXCO西日本より)
ETCフリーフローアンテナを活用した料金徴収
このような複雑な料金体制に対応するため、ETCを活用した効率的な料金徴収方式として、ETC車は佐世保大塔料金所と各ICの出入口に設置されたETCフリーフローアンテナを活用して料金が徴収されます。

(引用元:NEXCO西日本より)
「ETCフリーフローアンテナ」とは、料金所のない出入口や本線などに設置されているETC無線通信専用のアンテナです。このアンテナにより、利用者が利用した出入口を特定し、走行距離に応じた料金を請求する仕組みです。
連続走行(乗り直し)とみなす走行および通行料金 [ETC車]
佐々IC~佐世保大塔IC間を通行するETC車は、連続走行(乗り直し)とみなす対象ICで流出した後、一定時間内に途中の対象ICから順方向へ再流入した場合、入口ICから出口ICまでの連続通行とみなし、1回分の通行料金が適用されます。具体的には、同じICで15分以内に再乗車、または別のICで20分以内に再乗車した場合、連続走行とみなされます。
※料金所(またはIC)通過時に案内される通行料金は走行区間に応じた金額ですが、請求額は連続走行とみなした区間の通行料金となります。

(引用元:NEXCO西日本より)
4車線化工事の完了および新料金への移行に伴い、令和7年3月22日(土)20時から23日(日)朝6時までの間、夜間通行止めを実施する予定です。
4車線化により、死亡事故のリスクが高かった暫定2車線区間の安全性が向上し、災害時の交通確保や救急医療の支援、地域産業の活性化などの効果が期待されています。
<引用:NEXCO西日本 工事特設WEBサイト https://navi-corn.com/nishikyushu4/>