高速道路の3連休の休日割引全撤廃へ!

2025年3月17日

東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社および宮城県道路公社では、観光需要平準化や交通分散のため、交通混雑期等において、全国を対象として休日割引を適用しないことを発表しました。

昨年度から除外日が拡大

休日割引はETC搭載車を対象として、祝日や休日の0時~24時に走行した場合の高速道路通行料金を3割引になる制度です。交通混雑期における交通分散の観点からゴールデンウイーク、お盆、年末年始期間、加えて2024年度からシルバーウイークについても適用除外となるなど、除外日が拡大していました。

こうした取り組みにより渋滞量が減少する傾向が見られたことから、国土交通省と検討し、2025年度以降は混雑が見られる3連休についても全面的に休日割引を適用しない方針としました。3連休だけでなく、9月23日の飛び石連休についても割引は適用されず、2025年度の休日割引が適用される祝日は2026年の2月11日のみとなります。

除外日拡大の背景

背景には、2023年10月に閣僚会議で決定された「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」があります。観光需要の分散・平準化のため、割引の適用条件を含め、休日と平日のバランスの見直しを進めるなどの方針が示されており、この一環でETC周遊パスの平日における割引率の拡充などがなされています。

<引用:NEXCO東日本 https://trafficnews.jp/post/527064