【4月19日〜】松山自動車道 伊予IC~内子五十崎ICの一部区間が4車線化へ

NEXCO西日本は、松山自動車道の伊予ICから内子五十崎ICまでの一部区間で進められていた4車線化工事が、2025年4月19日(土)午前6時に完了することを発表しました。この工事は、愛媛県伊予市双海町上灘から伊予市三秋にかけての6.3キロ区間に施されたもので、松山自動車道の24キロ区間の一部となります。
対面通行の暫定2車線区間では、一般的に4車線区間より渋滞が発生しやすく、特に明神山トンネル付近の坂道区間では、夏や年末年始などの繁忙期に渋滞が発生していました。4車線化が完了することで、渋滞の緩和が期待されています。
4車線化完成区間・日時
- ・区間:松山自動車道 伊予IC~内子五十崎IC(24km)のうち6.3㎞
- ・日時:2025年4月19日(土)午前6時

(引用元:NEXCO西日本より)
4車線化により期待される整備効果
<渋滞の緩和>
暫定2車線区間では対面通行のため、4車線区間に比べて渋滞や速度低下が発生しやすく、特に繁忙期には松山自動車道伊予IC~内子五十崎IC間の明神山トンネル付近で渋滞が見られます。4車線化により、これらの渋滞や速度低下の改善が期待されます。

(引用元:NEXCO西日本より)
<安全性の向上>
暫定2車線区間では対面通行のため、交通事故が発生した場合、死亡事故の割合が高くなっています。4車線化により中央分離帯が設置され上下線が分離されることで、対向車線への進入を防ぎ、安全性の向上が期待されます。
死傷事故率

死亡事故率

<災害時のリダンダンシー機能強化>
異常降雨による斜面崩壊などの災害発生時、対面通行の暫定2車線区間では、復旧作業が完了するまで通行路の確保が困難となり、長期の通行止めを余儀なくされます。一方、4車線以上の区間では、被災した側の復旧作業と並行して、反対側の車線を利用した対面通行を実施するなど、柔軟な車線運用により、災害時の迅速な交通確保が可能となります。

(引用元:NEXCO西日本より)
今後も、全線の4車線化に向けて引き続き工事が進められます。
<引用:NEXCO西日本
https://www.w-nexco.co.jp/emc/emcpdfs/20250326141202-01.pdf><引用:伊予市役所
https://www.city.iyo.lg.jp/dobokukanri/kousoku.html>