ゴールデンウィークの高速道路、逆走事故に要注意!
2025年5月2日

ゴールデンウィーク(GW)は、多くの人が旅行や帰省で高速道路を利用するシーズンです。
しかし、交通量の増加に伴い、事故も多発しやすくなります。中でも深刻なのが「逆走事故」です。
今回は、GW期間中に安全に高速道路を利用するためのポイントや、逆走事故を防ぐための対策についてご紹介します。
ゴールデンウィークは交通事故が増えるシーズン
ゴールデンウィーク期間中は、平常時の何倍もの車が高速道路を走ります。
渋滞や長時間運転による疲労、慣れない道での運転などが重なることで、事故が起こりやすくなる傾向があります。
特に注意が必要なのが「逆走事故」です。高速道路での逆走は重大事故につながる可能性が高く、毎年複数件の事故が報告されています。
逆走事故の実態とは?
警察庁の調査によると、逆走の原因で最も多いのは「インターチェンジやサービスエリアでの進入ミス」です。 さらに、逆走事故の約7割が高齢ドライバーによって引き起こされており、年々社会的な課題としても注目されています。
また、ゴールデンウィークのように交通量が多い時期は、逆走車が他の車両と正面衝突するリスクも高まります。
逆走を防ぐために知っておきたい「予防ポイント」
逆走を防ぐには、ドライバー一人ひとりの注意が欠かせません。以下のポイントを意識してみてください。
- 1.出入口の確認をしっかりと
インターチェンジやサービスエリアでは、案内標識や路面表示に注意し、「入口」か「出口」かを間違えないよう確認を。特に暗い時間帯や疲労時は注意力が低下します。 - 2.こまめに休憩をとる
長時間の運転は集中力が落ち、判断ミスの原因になります。2時間に1回は休憩を取りましょう。
サービスエリア・パーキングエリアの活用もおすすめです。 - 3.同乗者のサポートも有効
運転に集中していると標識を見落としがち。同乗者がナビを見たり、注意を促したりすることで、逆走を未然に防げることがあります。 - 4.慣れない車・初めての道では特に慎重に
レンタカーや社用車など、普段乗り慣れていない車での運転では、視界や操作感の違いにも注意を。ナビゲーションの事前設定も忘れずに。
逆走車を見かけたらどうする?
もしも高速道路で逆走車を見かけた場合、パニックにならずに以下の対応を取りましょう。
- ・減速して路肩に避難
- ・ハザードランプを点灯し、後続車にも注意喚起
- ・安全な場所に停車後、110番で通報(「逆走車を見た」「場所は〇〇付近」など)
自分が巻き込まれないよう冷静に行動することが大切です。
安全第一で、楽しいゴールデンウィークを!
交通事故は、一瞬の油断から大きな悲劇を生むことがあります。
安全意識を高めることで、事故を未然に防ぎ、楽しい旅の思い出を作ることができます。
JAHIC日本高速情報センターは、これからも皆さまの安全・快適なカーライフをサポートしてまいります。
どうぞ安全運転で、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください。