高速道路でのガス欠は交通違反になるの!?燃料切れに要注意!

2025年5月26日

高速道路を使って遠出を計画している方も多いかもしれません。そんなときに気をつけたいのが、高速道路でのガス欠です。実は、高速道路上で燃料切れを起こすと、交通違反に該当する可能性もあります。では、もし実際にガス欠になってしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?

高速道路でのガス欠は交通違反になるのか?

結論から言うと、高速道路上でのガス欠は「道路交通法違反(故障車両の放置)」に該当する可能性があります。 ガス欠は“故障”とは見なされず、運転者の不注意による整備不良と判断されるため、違反点数2点・反則金9,000円(普通車)が科されることがあります。
特に高速道路では交通の流れが速く、停車は大きな事故を引き起こす可能性があるため、非常に重大な過失とみなされやすいのです。

高速道路でガス欠になったときの正しい対処法

1. 速やかに路肩や非常駐車帯へ車を寄せて停車し、ハザードランプを点灯させる

もし高速道路を走行中にガス欠になってしまったら、何よりもまず「自分と周囲の安全を確保すること」が最優先です。突然スピードが落ちてきたら、焦らず落ち着いてハザードランプを点灯させ、できるだけ速やかに左側の路肩や非常駐車帯に車を寄せましょう。

2. 発炎筒や三角表示板を設置する

車を停めたら、すぐに発炎筒や三角表示板を使って後続車に自車の存在を知らせます。こうした表示物を設置することで、追突などの二次被害を防ぐことができます。

3. ガードレールの外など安全な場所へ退避する

そして、決して車内に留まらず、ガードレールの外など、安全な場所に避難してください。高速道路は大型車が高速で走っており、万が一の接触事故が命取りになる恐れがあります。

4. JAFや任意保険のロードサービス、NEXCO(高速道路会社)に連絡する

その後、JAFや自動車保険のロードサービス、あるいは高速道路管理会社(NEXCOなど)の緊急ダイヤルに連絡を取りましょう。自力でガソリンスタンドへ向かおうと徒歩で道路を歩くのは大変危険ですので、絶対にやめてください。

ガス欠を防ぐための5つの対策

ガス欠は未然に防ぐことが可能です。以下の対策を習慣にしておきましょう。

1. 早めの給油を心がける

まず第一に、「早めの給油を心がける」ことが基本です。燃料計が半分を切ったあたりで給油するクセをつけておくと、うっかり忘れや予想外の渋滞にも対応しやすくなります。

2. 高速道路を走る前に必ずガソリン残量をチェックする

「高速道路に乗る前には必ず燃料残量をチェックする」ことも大切です。日常的に給油していても、長距離運転の前は必ず確認しましょう。

3. ルート上のサービスエリア・ガソリンスタンドの位置を事前に確認する

「あらかじめルート上のサービスエリアやガソリンスタンドの位置を調べておく」ことも効果的です。特に地方の高速道路では、次のスタンドまで100km以上間隔が空くこともあります。

4. ガソリンスタンドの少ない深夜帯や地方では特に注意する

「深夜帯や早朝など、営業しているスタンドが少ない時間帯には特に注意が必要」です。24時間営業でない場所もあるため、事前の情報収集が重要になります。

5. 車の燃費を把握しておく

「自分の車の燃費を把握しておく」と、燃料計の目安だけに頼らず、走行距離から燃料の残量を予測できるようになります。普段から満タンにした時の走行距離などをメモしておくと安心です。

高速道路でのガス欠は、交通違反となる可能性があり、重大事故にもつながりかねない非常に危険な行為です。 日常のちょっとした心がけで十分に防げるものなので、燃料管理を怠らないことが何よりも大切です。
「燃料は余裕をもって」—この一言が、あなたと周囲の安全を守ります。

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<引用:くるまのニュース
https://kuruma-news.jp/post/727692