自転車 交通違反「青切符」反則金額決定へ!来年4月から取締へ!
2025年6月23日

警察庁は、2026年4月1日から自転車に対しても「青切符」(反則金)の制度を導入すると閣議決定しました。
来年4月から自転車にも「青切符」の反則金制度が導入
「青切符」の対象は16歳以上で、「ながらスマホ」運転には12,000円、「信号無視」「逆走」「歩道通行」など通行区分違反に6,000円、「一時不停止」は5,000円と定められています。
青切符対象となる自転車の主な違反と反則金額案
違反行為 | 反則金額 |
---|---|
携帯電話使用 (ながら運転) |
1万2000円 |
遮断踏切立ち入り | 7000円 |
信号無視 | 6000円 |
通行区分違反 | 6000円 |
指定場所一時不停止 | 5000円 |
自転車制動装置不良 | 5000円 |
公安委員会 順守事項違反 (イヤホン、傘差しなど) |
5000円 |
軽車両乗車 積載制限違反 (2人乗りなど) |
3000円 |
歩道通行違反は「通行区分違反」の一種、6,000円の反則金へ
これまで違反行為であっても刑事罰対象とはされにくかった自転車の歩道通行が、青切符の対象となり、反則金6,000円が課されます。これは「信号無視」や「逆走」と同等の厳しさで、その重大性が改めて社会に示される形となりました。
「ながらスマホ」の反則金は12,000円、歩行者への危険性を重視
歩行者との接触事故や自転車事故の危険性を背景に、「ながらスマホ」運転の反則金が最高12,000円に設定されました。これはスマホ等を操作しながら運転した場合に適用され、歩行者の安全を守る強いメッセージとなっています。
制度改正の背景と問題点──取り締まりの実効性に疑問も
法律は厳格化されましたが「現場で本当に反則金を回収できるのか?」との声もあります。取り締まり体制の強化が急務ですが、一時的なキャンペーンにとどまらず、継続的な監視態勢と市民の理解・協力が不可欠です。
また、自転車専用レーン整備や駐車車両対策といった環境整備も必要との指摘が続いています。
<引用:NHK
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250617/1000118611.html>
<引用:警察庁
https://www.npa.go.jp/laws/kaisei/seirei/250620-2/sansyou.pdf>