鬼押ハイウェーでキャッシュレス決算が可能に!「ETCGO」導入へ

長野県佐久市と群馬県吾妻郡を結ぶ浅間白根火山ルート「鬼押ハイウェー」では、2025年7月1日(火)より「ETCGO」の運用を開始しました。
鬼押ハイウェーで「ETCGO」導入
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する「浅間白根火山ルート 鬼押ハイウェー」では、キャッシュレス決済の需要拡大を受けて、通行の円滑化と環境保全を目的に、2025年7月1日(火)より「ETCGO」の運用を開始しました。
当初は2025年4月頃からスタート予定でしたが、2025年7月1日からスタートになります。
対象となるのは、群馬県嬬恋村と長野県軽井沢町を結ぶルート内にある「鬼押料金所」と「峰の茶屋料金所」です。
<浅間白根火山ルート鬼押ハイウェーに「ETCGO」>
令和7(2025)年7月1日(火)〜

(引用元:株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドのプレスリリースより)
観光地インフラのモデルケースへ
本取り組みは、非接触・非対面での利用を促進することで、感染症対策にも寄与するほか、運転中の安全性向上にもつながります。
さらに、紙のレシート使用削減など環境への配慮も含まれており、今後の観光地インフラのモデルケースとして期待されています。
鬼押ハイウェーは、雄大な浅間山の自然を楽しめる絶景ドライブルートとして親しまれており、今回の「ETCGO」導入によって、観光客の利便性は一層高まることが予想されます。
ETCGOとは
「ETCGO」は、国土交通省が推進する「ETC多目的利用サービス」の一環で、アマノ株式会社、株式会社日立製作所、首都高速道路株式会社、首都高ETCメンテナンス株式会社が共同で事業化したサービスです。大掛かりな機器は必要なく、比較的低価格で導入が可能で、コスト面での課題があった地方有料道路のETC化にも役立つと期待されています。
「ETCGO」は、従来の高速道路ETCとは異なり、料金所で一旦停止する必要があります。

(引用元:株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドのプレスリリースより)
利用者側の事前登録が不要で、手持ちのETCカードを導入駐車場や有料道路で利用できる便利なサービスです。
利用可能なETCカードは順次拡大されており、サービス開始当初に対応していた「ダイナースクラブカード(三井住友トラストクラブ)」に加え、2024年3月には「イオンETC専用カード」(イオン銀行)が追加されました。さらに、2025年3月25日からは「三菱UFJニコス」・「トヨタファイナンス」発行のETCカードも利用可能となっています。
現在も他のカード会社との連携が進められており、今後、さらに多くのETCカードに対応していく予定です。
※現時点では、ETC Nカード含む組合から出るETCカードはETCGOに対応しておりません。(2025年7月14日時点)
「ETC多目的利用サービス」について(「ETCX」「ETCGO」とは?)
→ETC多目的利用サービス
引用:ETCGO
https://www.amano.co.jp/etcgo/user/
引用:株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド プレスリリース
https://www.princehotels.co.jp/file.jsp?id=474072