車検証閲覧アプリ、iOS・Android・PC版で強制アップデート 旧バージョンは利用不可に(2025年10月14日リリース)

国土交通省は2025年10月14日、「車検証閲覧アプリ」の最新バージョンをリリースしました。今回のアップデートは、iOS版・Android版・PC版すべてが強制アップデートの対象となっており、旧バージョンではアプリを利用できなくなります。
アップデート内容
今回の主な更新内容は以下の通りです。
- 1.アプリの動作についての軽微な修正(iOS版、Android版、PC版)
- 2.動作対象OSとしてAndroid15の追加(Android版)
- 3.動作対象OSとしてWindows11 24H2の追加(PC版)
また、Windows 10環境(LTSC/LTSB用のサイドローディング版車検証閲覧アプリを含む)では動作確認の対象外となるため、引き続き車検証閲覧アプリを利用する場合は、Windows11へのアップデートまたは対応機器への移行が推奨されています。
ダウンロード・インストール方法
車検証閲覧アプリは、利用するデバイスに応じて「App Store」「Google Play」「Microsoft Store」から入手できます。
Microsoft Storeを利用できない場合は、国土交通省の電子車検証特設サイトに設けられた「閲覧アプリインストール方法(サイドローディング版)」のページからもダウンロード可能です。
<国土交通省【サイドローディング版のダウンロード先】
https://www.denshishakensho-portal.mlit.go.jp/user/application/>
一時的なダウンロード遅延も発生
10月14日のリリース直後からアクセスが集中し、アプリのダウンロードやアップデートに時間がかかる事象が発生しました。15日の13時時点で、車検証閲覧アプリを利用したOSS申請ができない不具合については、同日午前11時30分時点で解消されたとのことです。一方で、アクセス集中による車検証閲覧サービスの通信混雑は徐々に解消しておりますが、利用環境によってはアプリのダウンロードやアップデートに時間がかかる場合があります。
電子車検証の運用において、車検証閲覧アプリは重要なツールです。利用者は最新バージョンへのアップデートを確実に行い、安定した環境でサービスを利用できるよう準備を進めることが望まれます。
<引用:国土交通省「電子車検証特設サイト」
https://www.denshishakensho-portal.mlit.go.jp/news/074/>