アメリカのトランプ大統領が来日するのを受け、警視庁は警備体制の強化の一環として、10月27日から29日にかけて首都高速道路などで大規模な交通規制を実施することを発表しました。

10月27日～29日の高速道路の規制エリア

警視庁によると、トランプ米大統領の来日に合わせて、10月27日（月）～29日（水）の3日間、都内の首都高速や都心の主要道路で一時的な交通規制が行われます。

都心環状線や3号渋谷線、4号新宿線、湾岸線など広い範囲が対象で、三宅坂JCTや江戸橋JCT、芝浦JCT、辰巳JCTなど主要ジャンクション周辺では混雑が予想されます。

（引用元：警察庁より）

• 2025年10月27日（月）～29日（水）
• ・都心環状線（外回り）江戸橋JCT～浜崎橋JCT～三宅坂JCT
• ・都心環状線（内回り）三宅坂JCT～浜崎橋JCT
• ・1号上野線（上り）入谷→江戸橋JCT
• ・2号目黒線（上り）戸越→一ツ橋JCT
• ・3号渋谷線（上り）大橋JCT→谷町JCT
• ・10号晴海線（上り）晴海→東雲JCT
• ・11号台場線（上下）全線
• ・湾岸線（西行き）辰巳JCT→湾岸環八
• ・湾岸線（東行き）湾岸環八→有明JCT

10月28日（火）のみ、4号新宿線の三宅坂JCTに近い一部区間も通行止めになります。

利用者・事業者への呼びかけと対策

警視庁によりますと、交通規制のスケジュールや対象となる区間は、今後変更される可能性があります。
また、来日期間中は都心部を中心に一般道でも交通規制が行われる予定です。
このため、周辺では渋滞や混雑が発生するおそれがあり、警視庁は自家用車の利用を控え、外出の際は電車やバスなど公共交通機関を利用するよう呼びかけています。

規制時間は何時から？何時まで？

要人関係者が高速道路を利用する際、その周辺区間では一時的な交通規制が実施されます。
なので、該当の高速道路全域が終日規制されるわけではありません。
要人の通行時間やルートは安全上の理由から公表されないため、具体的な規制時間を事前に知ることはできません。