【首都高】ETC専用入口を拡大へ 2026年度に44箇所、永福本線料金所も撤去方針

首都高速道路株式会社は、ETC専用入口の拡大を進めるとともに、中央自動車道と接続する4号新宿線の永福本線料金所を撤去する方針を示しました。
ETC専用化による安全性・快適性の向上に加え、本線上の料金所撤去によって慢性的な渋滞解消が期待されています。
2026年度は新たに44箇所を専用化
首都高速道路では、ETC専用入口の拡大を2026年度も継続し、新たに44箇所の料金所をETC専用とする方針です。これにより、2026年3月末時点で予定されている90箇所に加え、ETC専用入口は2026年度末には累計134箇所となる見込みです。
首都高におけるETC利用率は2025年11月時点で98.7%に達しており、すでに運用が始まっている無人化されたETC専用入口も順調に稼働しています。こうした利用状況や運用実績を踏まえ、更新時期を迎えた料金所を対象にリニューアル工事を進め、ETC専用化を加速させていくとしています。
ETC専用の料金所

(引用元:首都高速道路株式会社)
料金所リニューアル工事を順次実施
ETC専用化に向けた工事は、入口の通行止めを伴う形で順次実施されます。工事完了後は、料金所は無人化され、ETC専用入口として運用される予定です。
工事期間や対象箇所ごとの詳細については、後日あらためて首都高速道路の公式ホームページなどで公表されます。利用者に一時的な不便が生じる可能性があるものの、首都高は理解と協力を呼びかけています。
永福本線料金所を撤去へ
ETC専用化の推進とあわせて、首都高は本線料金所のあり方についても検討を進めており、他路線と接続する本線上の料金所撤去のモデルケースとして、4号新宿線にある「永福本線料金所」を撤去する方針を明らかにしました。
永福本線料金所は、中央自動車道(上り)と首都高4号新宿線が接続する地点に位置しており、上り坂による速度低下も相まって、慢性的な渋滞が発生しやすい場所として知られています。
加減速を解消し、スマートな通行へ
現時点の計画では、本線上に設置されている料金所施設(ブースなど)を撤去し、停車することなく通過できるETC専用レーンとすることが想定されています。これにより、料金収受に伴う加減速がなくなり、よりスムーズな通行が可能になる見込みです。
一方、現金で支払う利用者については、隣接する永福パーキングエリア(PA)側の料金所を利用する形態が検討されています。ETC車についても、PAを利用する場合はこれまでと同様にPA寄りのレーンを使用する想定です。

(引用元:首都高速道路株式会社)
工事時期などは今後調整
永福本線料金所の撤去に関する具体的な利用形態や工事時期については、現時点では未確定とされています。首都高では、関係機関との協議を進めたうえで、2026年度から具体的な計画・設計に着手するとしています。
ETC専用化の拡大と本線料金所の見直しを通じて、首都高はより安全で快適な高速道路の実現を目指しています。
<引用:首都高速道路株式会社
https://www.shutoko.co.jp/company/press/2025/data/01/26-expansion/>