【阪神高速】中期経営計画を発表 ETC専用料金所を2026年は23カ所追加、2028年度までに累計100カ所へ

阪神高速道路株式会社は、2026年度から2028年度までの中期経営計画を発表しました。今回の計画では、関西地域の持続的な発展への貢献を柱とし、料金所のETC専用化や道路ネットワーク整備、先端技術の導入などを重点的に進める方針です。
ETC専用料金所を2028年度までに100カ所に
阪神高速では、ETC専用料金所を2025年度末時点で51カ所運用していますが、これを2028年度までに約2倍の100カ所へ拡大します。さらに、2030年度末までには、本線料金所など一部を除き、ほぼすべての料金所をETC専用化することを目指しています。

(引用元:阪神高速道路株式会社)
料金所のETC専用化は、料金収受の効率化や無人化を進めることで、安定した高速道路サービスの提供につなげる狙いがあります。
2026年度は23カ所を新たにETC専用化
2026年度には、合計23カ所の料金所が新たにETC専用となる予定です。6月以降に順次導入され、秋から年度末にかけて本格的に拡大されます。
2026年度のETC専用化予定(23か所)

(引用元:阪神高速道路株式会社)
| 時期 | 路線名 | 料金所名 |
|---|---|---|
| 2026年6月(※1) | 11号池田線 | 神田出口 |
| 2026年10月~12月(※1) | 1号環状線 | 高麗橋 |
| 2号淀川左岸線 | 正蓮寺川、大開 | |
| 3号神戸線 | 柳原西行、柳原東行、若宮 | |
| 4号湾岸線 | 南港北 | |
| 5号湾岸線 | 六甲アイランド北(※2) | |
| 6号大和川線 | 常磐西行 | |
| 31号神戸山手線 | 神戸長田、白川南 | |
| 2027年1月~3月(※1) | 3号神戸線 | 湊川東行、摩耶東行 |
| 4号湾岸線 | 南港中 | |
| 6号大和川線 | 常磐東行、鉄砲西行 | |
| 11号池田線 | 豊中南南行 | |
| 12号守口線 | 森小路、都島、扇町 | |
| 14号松原線 | 阿倍野 | |
| 16号大阪港線 | 本田 |
※1 時期は、前後する場合があります。
※2 ETC専用化に伴い、現金車等ETC無線通行できない車両は、六甲アイランド北入口への乗継はできなくなります(ETC車の乗継は可能です)。
各料金所のETC専用運用開始日・時間の詳細については、阪神高速WEBサイト等にて発表されます。
なお、ETC専用化により、ETC車載器を搭載していない車両は通行できなくなるため、利用する際は事前の準備が必要です。誤って進入した場合は、サポートレーンで係員の指示に従ってください。
道路ネットワーク整備も推進
今回の計画では、料金所の施策に加え、高速道路ネットワークの強化も重要な柱と位置付けられています。
具体的には、淀川左岸線(2期)やその延伸部に加え、大阪湾岸道路西伸部や名神湾岸連絡線といった路線の整備を着実に進める方針です。これらの取り組みは、途切れている道路区間、いわゆるミッシングリンクの解消を目的としており、交通の円滑化や渋滞緩和、さらには物流の効率化にもつながることが期待されています。

(引用元:阪神高速道路株式会社)
技術革新と人手不足への対応も重点
中期経営計画では、ETC専用化と並行して、先端技術の活用と人手不足への対応にも力を入れます。
デジタル技術や交通データを活用した高度な交通マネジメントの実現を目指すほか、自動運転時代を見据えたインフラ整備の検討も進めます。また、点検や補修データの活用による効率化や、調達業務のオンライン化などを通じて、省力化と生産性向上を図るとしています。
利用者への影響と今後の展望
ETC専用料金所の拡大により、現金利用者には一定の影響がある一方で、料金所通過の迅速化や渋滞の緩和といったメリットも見込まれます。阪神高速は今後、料金所の無人化とデジタル化をさらに推進し、関西の都市インフラとしての機能強化と持続的な成長を目指していく考えです。
<引用:阪神高速道路株式会社
https://www.hanshin-exp.co.jp/drivers/ryoukin/annai/etc_exclusive/><引用:2026年度阪神高速グループの主な取り組み(PDF)
https://www.hanshin-exp.co.jp/company/topics/files/20260414_pressrelease_1.pdf>