首都高のETC利用率、ついに99%突破!全国で加速する「ETC専用化」

高速道路を利用するドライバーにとって、今やETCはなくてはならない存在です。首都高速道路株式会社は、2026年4月における首都高のETC利用率が初めて「99%」の大台を突破したと発表しました。

(引用元:首都高速道路株式会社)
ETCの普及や「専用化」の波は、首都高だけの話ではありません。首都高の最新データとあわせて、全国の高速道路で進むETC化の現状についても見ていきましょう。
首都高のETC利用率は99%超え!車種別では大型車が99.9%
2025年4月時点の98.5%から継続的に伸び続け、首都高は2026年4月に見事99%を達成しました。今回公表された車種別データを見ると、業務で利用される車両ほど利用率が極めて高いことがわかります。
<2026年4月 首都高のETC利用率(車種別)>
- ・軽・二輪:97.0%
- ・普通車:99.1%
- ・中型車:99.5%
- ・大型車:99.9%
- ・特大車:99.7%

(引用元:首都高速道路株式会社)
最も割合の低い「軽・二輪」でもすでに97%に達しており、物流の要となる大型車に至っては99.9%と、実質的にほぼすべての車両がETCを利用している結果となっています。
この背景には、首都高が推進する「ETC専用入口」の急速な拡大があります。2022年4月に35箇所からスタートした専用運用は、2026年4月末時点で90箇所まで拡大。さらに2026年度末(2027年春)には累計134箇所へ拡大される計画が進行しており、現金利用の場は急速に姿を消しつつあります。
全国の高速道路でも平均利用率「95%」以上
この「ETC化」の流れは、NEXCO各社(東日本・中日本・西日本)をはじめ、全国の高速道路でも同様に加速しています。国土交通省が発表する「ETCの利用状況」によると、全国の主要高速道路6社(NEXCO3社、首都高、阪神高速、本四高速)の平均ETC利用率は、2026年春の時点ですでに約95.8%という非常に高い水準に達しています。
全国の車種別傾向を見ても首都高と同様で、大型車や特大車が99%以上を誇る一方、軽自動車等はやや低め(約88%前後)というデータが出ています。とはいえ全体としては、圧倒的多数のドライバーがETCへの移行を完了しています。
<ETC利用状況の推移>

(引用元:国土交通省)
NEXCO各社でも続々と「ETC専用料金所」が誕生
こうした高い利用率を背景に、NEXCO各社でも料金所の「ETC専用化」が本格化しています。国土交通省が定めた「ETC専用化に向けたロードマップ」に基づき、その動きはさらに活発になっています。
2026年の春先だけでも、全国で数十箇所の料金所が新たに「ETC専用」として運用を開始しました。もはや現金で支払うための一般レーンを探すほうが難しい時代に突入しつつあります。
まとめ
首都高での「99%突破」は象徴的な出来事ですが、日本全国の高速道路が同じように完全なETCネットワークへと進化しつつあります。
ETCを利用する最大のメリットは、やはり料金所をノンストップで通過できる「スムーズさ」と、深夜割引や休日割引といった「時間帯や条件に応じた通行料金の割引」を受けられる点です。これらに加え、料金所での一時停止や現金決済の手間がなくなることで、渋滞の緩和、CO2排出など環境負荷の低減、料金所スタッフの人手不足解消といった社会的メリットももたらされます。
【首都高】ETC専用入口を拡大へ 2026年度に44箇所、永福本線料金所も撤去方針
→https://jahic-etc.com/2026/01/29/jahic_26_1_29/
<引用:首都高速道路株式会社
https://www.shutoko.co.jp/updates/2026/data/06/05-utilization-rate/><引用:国土交通省
https://www.mlit.go.jp/road/yuryo/etc/riyou/>