2001年11月30日、金曜日――
この日は、日本の交通の歴史において重要な転換点となる、記念すべき一日でした。
この日を機に、日本の高速道路における新たな時代が始まりました。
それが、ETC（Electronic Toll Collection：自動料金収受システム）の本格導入です。

従来の料金所では、現金や回数券による手動での支払いが当たり前でしたが、ETCの登場により、ドライバーは車を停車させることなく料金所を通過し、自動的に通行料が決済されるという、“未来の通行システム”が現実のものとなりました。

そして、その歴史的な瞬間――
日本で初めてETCゲートを通過した人物として記録されたのが、当社スタッフであり、JAHICグループ組合の一員である「首都・阪神高速利用協同組合」の理事長を務める北野朋徳（きたの とものり）です。

北野は、JAHICグループ組合の一員である「首都・阪神高速利用協同組合」において理事長を務め、ETC（電子料金収受システム）の導入において、官民をつなぐ重要な橋渡し役を担ってきました。

利用者の利便性向上や料金所の渋滞緩和、さらには将来を見据えた交通インフラの改革に向けて、協同組合としてETCの普及と導入を積極的に推進。その中心に北野がいたことは、当社としても誇るべき実績のひとつです。

2001年11月30日、北野がETCレーンを通過した瞬間は、日本における新しい高速道路運用の幕開けを象徴するものでした。
この“初通過”は単なるセレモニーにとどまらず、次世代交通システムへの転換を示す大きな一歩として、今も多くの関係者の間で語り継がれています。
この通過の様子は映像資料としても残されており、ETC普及の原点として再評価されるなど、技術革新の歴史を示す貴重な記録となっています。

今後もJAHICグループは、北野をはじめとするスタッフの専門性と経験を活かし、社会に貢献する取り組みを続けてまいります。

1967年生まれ。 長年にわたり、中小企業や運送事業者の経営支援に取り組み、全国の法人会員向けに「ETCコーポレートカード」や「ガソリンカード」などのサービスを通じてコスト削減と業務効率化を推進してまいりました。

2001年11月30日、日本でETC（Electronic Toll Collection）システムが本格導入された際には、最初の通過車両の利用者として記録されており、その歴史的な第一歩を体現した人物でもあります。 ETCの普及・促進に深く関わりながら、現在もなお高速道路インフラと企業経営の橋渡し役として、制度活用の最前線に立ち続けています。

今後も、組合の枠を超えて広がる多様なパートナーシップのもと、会員企業の皆さまの成長と発展を支えるために、より実効性のある支援を追求してまいります。