「車検証電子化」ついにスタート!取扱上の注意点は?

2023年7月6日

国土交通省は、「電子車検証特設サイト」などで以前から情報を公開していた、「電子車検証」を2023年1月4日にスタートさせました。今回はそんな車検証電子化に伴い注意点をお伝えしていこうと思います。

従来の車検証同様に車内へ保管を!

ICタグが搭載された車検証であっても、これまで同様にグローブボックスの中などで保管していただきます。
また、ICタグ部分を折り曲げると破損につながるほか、ICタグ部分を切り取ると車検証として無効になってしまう場合もあり注意が必要です。
スマートフォンやパソコンなど、対応機器を持っていない場合に備え、今回の電子化から最低3年間は従来の車検証と同様の情報が記載される「自動車検査証記録事項」が車検証と合わせて発行されます。
例えば、スマホやPCを持っていない場合、ICタグの情報を確認したいときは「自動車検査証記録事項」を確認すればよいということになります。

いつ電子化する?タイミングは?

車検証の電子化は、1月4日以降、新規登録や継続検査等、従来紙の車検証が新しく発行されるタイミングで行なわれます。なので現在持っている紙の車検証を任意のタイミングで電子化することはできません。

バイクでの取り扱いには注意が必要

小型二輪も2023年1月から電子車検証が発行されますが、国土交通省によると「ダッシュボードの上等、過度な高温になる場所に長時間放置することは避けてください。」との注意喚起があります。
バイクは収納スペースに限りがあるため、収納する場所を考えなければなりません。

<引用:車検証閲覧アプリ https://www.denshishakensho-portal.mlit.go.jp/user/application/

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