充電のために途中で高速降りてもOKへ!電動化によるインフラ整備加速!

2023年7月6日

2023年3月29日に国土交通省及び経済産業省は「高速道路における電動化インフラ整備加速化パッケージ」を発表しました。

「高速道路における電動化インフラ整備加速パッケージ」の内容

2030年までに「クリーンエネルギー自動車(EV、PHEV、燃料電池車、ハイブリッド車など)がガソリン車なみの経済性・利便性を実現すること」が目標とされています。そこで、環境性能に優れたクリーンエネルギー自動車の更なる普及を促すために、経済産業省及び国土交通省は、「高速道路における電動化インフラ整備加速化パッケージ」として、現在の状況や今後の具体的な取組などについてとりまとめました。
ポイントは以下の4つです。
1.高速道路における2025年度までの整備計画の公表
2.充電インフラ補助金の予算拡充・補助額の引き上げ
3.高速道路外のEV充電器の活用の検討
4.SA・PA駐車場の整備費用への国費支援制度の創設

これらの具体的な取組に基づき、高速道路における電動化インフラの整備がさらに加速化していくようです。

充電のために途中で高速道路を降りてもOKへ!
「高速道路外のEV充電器の活用の検討とは」

国土交通省プレスリリースより引用

今回ETC搭載車を対象に、高速道路をいったん降りて路外のEV急速充電器を利用後、指定時間以内(1時間以内)に再度高速道路に再度乗った場合に、高速道路を降りずに利用した場合の料金が適用される制度が検討されています。また、EV急速充電器の決済方法としてETCカードの利用が検討されています。ETCX等の普及などを見ても今後のETCカードでの決済が増えてくると考えられます。

<引用:国土交通省・経済産業省 https://www.meti.go.jp/policy/automobile/kasokuka_package.pdf