高速道路における大型トラックの最高速度の引き上げが検討されております

2023年8月30日

現在、日本の高速道路上での大型トラックの最高速度は時速80キロです。しかし、物流業界の「2024年問題」と呼ばれるトラック運転手不足に対応するため、警察庁が引き上げを検討しています。

現状

現状として高速道路での乗用車の法定最高速度は、道路交通法施行令で100キロと定められています。大型のトラックやダンプカーといった大型貨物自動車(車両総重量11トン以上)や、同8トン以上の中型貨物などは80キロと設定されています。

物流の停滞への懸念

労働基準法に基づき24年4月からはトラック運転手の時間外労働に年間960時間の上限規制が適用されます。この改正案により運転手の人手不足の深刻化と、物流が滞る恐れが懸念されています。こうしたことから、業界団体からは最高速度の引き上げを要望する声が出ており、政府は6月にまとめた物流の政策パッケージに交通事故の発生状況などを確認した上で「引き上げる方向で調整する」と盛り込んでいます。

今後について

今回の最高速度の引き上げには事故リスクの増加などが懸念されていることもあり、有識者検討会などで議論されます。具体的な結論や引き上げの詳細については、今後の警察庁の検討結果によって明らかになる予定です。

<引用:日本経済新聞 高速道トラック最高速度、引き上げ議論へ 物流24年問題 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE121400S3A710C2000000/