全国初!24時間無休の水素ステーション開所へ

2024年3月28日

日本エア・リキード合同会社(東京都)は、福島県本宮市で整備を進めている国内初の24時間年中無休の水素ステーションが5月15日に開所する見通しと発表しました。1カ所で2基分に相当する大規模な供給能力があり、福島県の水素ステーションは計6基に拡大されます。県によると、バスやトラックなどの大型商用車に対応した水素ステーションは県内で初めてです。

24時間無休で営業

水素ステーションは、燃料電池車(FCV)などに水素を充填できる施設です。高圧ガス保安法に基づく定期点検により、通常は毎年数週間ほど休止しますが、本宮のステーションは2レーン(系統)化され、交互に点検を行うことで年間を通して休まず営業できます。

増加する全国の水素ステーション

福島県内の定置式水素ステーションは2019年にいわき市で初めて開所し、それから郡山、浪江、福島の各市町で続き、30年度までに20基の整備を目指すとしています。また、愛知県は水素ステーションの設置数が36ヶ所あり全国最多です。このように、水素ステーションは全国で続々と増加しており、燃料電池車(FCV)の普及の加速が予想されます。

<参考:福島民友新聞https://www.minyu-net.com/news/news/FM20240307-842430.php