もしも「台風・大雨」で車が水没してしまったら

2024年6月12日

毎年6月から7月は梅雨による大雨が発生し、特に近年は甚大な被害が出ています。
万が一、「台風・大雨」で車が水没した場合はどうしたら良いか調べてみました。

安全な場所へ移動する

車は水没した場所からできるだけ離れた安全な場所へ移動しましょう。周囲の状況を確認し、二次災害の危険がないか確認してください。しかし、タイヤだけに止まらずマフラーまで水に浸かってしまった場合には注意が必要です。マフラーの中に水が入ってきて、正常なエンジン排気が困難になってしまいます。そのため、マフラーのところまで浸水してしまったら、走行しない方が賢明です。

エンジンを止める

車はエンジンを止めた状態でなければ、すぐに止めましょう。エンジンをかけたままだと、水がエンジン内部に入り込み、故障の原因となる可能性があります。

車から出る

窓ガラスが水面より高い位置にある状態なら、窓を開けて自動車の屋根に上るようにして脱出します。
パワーウインドウの場合は水による電気系統のトラブルや、ガラスにかかる水圧で開かなくなってしまうこともあります。その場合、先の尖った緊急脱出用ハンマーを使ってガラスを割ることで、脱出できる可能性が格段に高まります。ぜひ常備しておきましょう。

110番通報またはロードサービスに連絡する

水没後、道路や車から水が引いたら、最初にやることはレッカー車の手配です。
ほとんどの任意保険にはロードサービスがあり、レッカー移動も含まれています。任意保険の連絡先はすぐに見られるよう、分かりやすいところに記入しておきましょう。

車を点検してもらう

車は水没後、必ず修理工場で点検してもらいましょう。目に見えない部分にもダメージを受けている可能性があるため、専門家による点検が必要です。