夏の車内、60℃超え⁉ ETCカード磁気不良にご注意

2025年8月12日

真夏の炎天下、閉め切った車内はあっという間に高温になります。わずか30分で50℃、条件によっては60℃以上にも達することがあり、ダッシュボードの上ではさらに過酷な環境になります。
この高温は、人やペットだけでなく、ETCカードにも深刻な影響を及ぼします。特にETCカードの磁気ストライプやICチップは熱に弱く、最悪の場合、料金所でゲートが開かない「磁気不良」を引き起こすことも…。

高温ダメージで現れるETCカードのトラブルとは

夏場の高温によってETCカードが、磁気不良やICチップの損傷を受けると、料金所でスムーズに通過できなくなることがあります。代表的な症状としては、料金所のゲートで「カード未挿入」や「読み取りエラー」といった表示が出るケースがあります。
また、カードを挿入しても認識したりしなかったりと、反応が不安定になることもあります。さらに、カードの磁気ストライプが変色していたり、全体が反ってしまっている場合は、物理的な劣化が進んでいるサインです。
こうした症状が見られた場合、そのまま使い続けると突然ゲートが開かないトラブルに発展する可能性があるため、早めにカードの交換や点検を行うことが大切です。

高温が引き起こすETCカードのトラブルの原因

  • 車内温度の上昇
    夏場、直射日光を浴びた車内は短時間で高温になります。ダッシュボード上は70℃近くになることもあり、ETCカードの磁気テープやICチップが熱で変形・劣化しやすくなります。
  • ETC車載器への熱伝導
    車載器自体もエンジン停止後は熱をため込みやすく、カードが長時間熱せられる状態に。特にダッシュボード付近に設置された車載器では影響が大きくなります。
  • 他の要因と複合的に発生
    高温の影響に加え、スマホのマグネットケースや金属製品との接触、静電気などが重なることで、磁気不良のリスクがさらに高まります。

ダメージを未然に防ごう!磁気不良対策

  • 使わないときはカードを抜く
    長時間駐車するときは、ETCカードを車載器から取り外しましょう。高温にさらす時間を減らすことで、劣化を防げます。
  • 保管場所を工夫
    車内で保管する場合は、直射日光の当たらないグローブボックスなどの涼しい場所を選びましょう。可能であれば、カードは自宅やバッグに持ち帰るのがおすすめです。
  • 高温駐車を避ける
    サンシェードや日よけカバーを使用するだけでも、車内温度の上昇を抑えられます。日陰の駐車場や立体駐車場を利用するのも効果的です。
  • 定期的な動作チェック
    料金所やETCテストスポットで、カードの読み取り状況を定期的に確認しましょう。早めに不具合を発見できれば、旅行や出張のトラブルも防げます。

まとめ

夏場の高温は、ETCカードにとって大きな負担となります。
「車載器に入れっぱなし」は確かに便利ですが、暑い季節だけは少し手間をかけて、カードを保護する習慣を持ちましょう。
わずかな対策で、ゲート通過の安心とドライブの快適さを守ることができます。