【冬の高速道路】安全対策に課題!冬用タイヤ装着率に地域差

2025年12月15日

NEXCO東日本および中日本の最新調査で、今冬の高速道路における冬用タイヤ装着率に地域や車種によるばらつきがあることが明らかになりました。東北地方では装着率が約91%と比較的高い一方、中日本管内の北陸道では約86%にとどまり、依然として一定割合の車両が冬用タイヤ未装着のまま走行している実態が浮かび上がっています。関係機関は冬用タイヤ交換とタイヤチェーン携行を引き続き呼びかけています。

東北地方では依然1割弱が未装着

東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社の12月第1週の調査によると、東北6県の高速道路での冬用タイヤ装着率は91.4%でした。最終調査となった今回も、宮城県では依然として約2割程度の車両が冬用タイヤを装着していない実態が見られます。青森県や秋田県など雪の多い地域では100%近い装着率を示す一方、山間部や沿岸部では装着が進んでいないケースが散見されました。

同支社は、路面凍結や積雪区間でのノーマルタイヤ走行は極めて危険で、法令違反となる場合もあると指摘し、早めのタイヤ交換の徹底を呼びかけています。また、タイヤ点検や溝の深さ確認など安全対策も併せて促しています。

(引用元:NEXCO東日本より)

北陸・中日本エリアでは未装着は約1割超

中日本高速道路(NEXCO中日本)が北陸自動車道のサービスエリアで実施した調査では、全体の冬用タイヤ装着率は約86%であると発表されました。調査対象の618台のうち、小型車では約82%、大型車では約95%と、小型車の装着の遅れが装着率全体を押し下げている形となっています。

地域ごとの差も顕著で、富山県有磯海SAでは高い装着率が見られた一方、滋賀県賤ヶ岳SAでは69%まで低下するなど、地域によるばらつきも課題となっています。中日本側も冬用タイヤ装着とタイヤチェーンの常時携行を強く呼びかけており、積雪時などにはチェーン規制で装着が義務付けられる場合もあると注意を促しています。

(引用元:NEXCO中日本より)

課題と対策

これらの調査結果は、冬の高速道路を安全に走行するための冬用タイヤ装着が、地域や車種によって進み具合に差があることを示しています。特に小型車の装着遅れは、積雪路面での事故や立ち往生リスクを高める要因となります。

NEXCO各社は共通して、冬用タイヤへの早めの交換とタイヤチェーンの携行、そして出発前の気象情報と道路情報の確認を求めています。冬道走行では、装備だけでなく、速度抑制や車間距離の確保など安全運転意識の徹底も重要です。

<引用:NEXCO東日本
https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/tohoku/2025/1209/00015558.html

<引用:NEXCO中日本
https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/6514.html